今年度のプレミアムポイント基準で判定されるダイヤモンド会員の2021年度に付与される選択式特典が発表になりました。
選択式特典とは
ダイヤモンド会員のメリットといえば、ファーストクラスラウンジが使用できることが挙げられますが、それ以外にもプラチナ会員にはない特典が用意されています。
具体的にはSKYコインやアップグレードポイントがもらえたり、ネームタグがもらえたりします。2021年度の特典は以下となっております。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/sentaku2021/
経営環境が厳しい中、こうした特典は悪くなることはあれど、良くなることは稀です。2021年度に関すると、2020年度の特典据え置きであり、四半期決算で既に1,600億円の営業赤字が発生していることを踏まえれば、御の字ではないでしょうか。
海外渡航が厳しい中、選ぶべきは。。。
お金に汚いことを言うと、最もレバレッジが効くのは「アップグレードポイント」でしょう。この選択式特典で全てアップグレードポイントを選べば合計20ポイント付与されます。20ポイントあれば北米往復をビジネスクラスにアップグレードできます。
2021年7月出発エコノミークラス
- Uクラス
- 313,180円
2021年度7月出発ビジネスクラス
- Zクラス(往復THE Room)
- 844,680円
上記の差額が531,500円が選択式特典の価値と言えます。
一方、この50万円のメリットを享受する為には30万円の持ち出しが発生します。次年度もマイル修行を継続するのであれば、必ず持ち出しは発生するので、そこはあまりネックではないかもしれません。一回こっきりのダイヤモンド会員であれば選びにくいですね。加えて、特典航空券の空席が無いとアップグレードができない(空席待ち)為、そもそも使えない、というリスクもあります。空席ある日程ピンポイントで旅行できればいいですが、サラリーマンには難しいことが多いです。更にはこのコロナ禍で海外旅行そのものが怪しいこともあり、中々選ぶことが難しい特典になっております。
次の単価で言うと、コンシェルジュサービス(入会金20万円/年会費18万円)ですが、このコストに見合うサービスを受けきれるかどうかは何とも言えません。こんなケチ臭いこと言う人はそもそもコンシェルジュサービスとか向いていないですが。。。
無難なところではSKYコインですかね。合計80,000円分もらえます。あとは自然再生とかでしょうか。
最後に
なお、私自身は次年度ダイヤモンドは特別延長措置組の為、選択式特典は対象外です。去年のアップグレードポイントも残っており、使い道どうしようか思案しております。