コロナ禍の影響で、海外旅行ができるようになるのは当面先になりそうです。昨年利用したシルバークリスラウンジの写真を見て、飛行機旅行をしている気分になって頂ければと思います。
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チャンギ国際空港
英国スカイトラックス社の格付で世界一の称号を手にした空港です。私自身、何度も利用していますが、制限エリア内のショップの充実度、各種庭園、制限エリア外に最近できた商業施設のジュエル等、まさに世界一にふさわしい空港です。シンガポール自体がそれほど大きな国土を持たないこともありますが、市内へのアクセスがいいのもグッドです。
シルバークリスラウンジ
シンガポール航空のラウンジ
私は2018年にSFC修行を行い、スターアライアンスゴールドを取得しましたが、シンガポール航空が誇るチャンギ国際空港のシルバークリスラウンジは利用対象外で、スタアラゴールド保持者が使用可能なラウンジは「クリスフライヤーゴールドラウンジ」であります。名前はゴールドと格上な感じがしますが、こちらはシャワーやトイレも無い、微妙なラウンジであります。シュウマイは美味しいですが。ここを使うのであれば、プライオリティパスで入れるラウンジの方が設備は充実していると思います。
例外はチャンギ国際空港以外のシルバークリスラウンジで、クアラルンプールとシドニーのシルバークリスラウンジはスタアラゴールドで利用可能でした。そんなわけで、今回が初めての本家チャンギ国際空港のシルバークリスラウンジ利用です。
シルバークリスラウンジ・ビジネスクラスアクセス基準
- ビジネスクラス以上利用者
- PPSクラブ会員
アクセス基準は上記となっております。PPSクラブは通常のシンガポール航空のロイヤリティプログラムとは別に、年間S$25,000を利用すると加入できる特別な会員サービスです。まぁざっくり言うと「自社のみ」でお金を落とす会員を優遇する、というものです。
シルバークリスラウンジ・ファーストクラスアクセス基準
- ファーストクラス、スイートクラス利用者
- ソリティアPPSクラブ会員
- (第2ターミナルのみ)ANAダイヤ会員のANA便利用時
ソリティアPPSクラブは雲の上のステータスですが、年間S$50,000もしくは5年間PPSクラブステータス維持をすると付与されるステータスです。
シルバークリスラウンジ・プライベートルームアクセス基準
- ファーストクラス、スイートクラス利用者
プライベートルームは天下のソリティアPPSクラブでも入室できません。難易度で考えると、安い短距離ファーストクラスの方が容易ではありますが、真の金持ちはそんなセコイことは考えないのでしょう。
いざ、潜入!
入口
今回はシンガポール航空の本拠地の第3ターミナルのラウンジを利用しました。入口はビジネス・ファースト共通です。禍々しい花が出迎えてくれます。
プライベートルームへ
入口でボーディングパスを見せると、紳士が席まで案内してくれます。ファーストとビジネスの分かれ道を進み、さらにファーストの奥にあるプライベートルームへ。朝7時くらいに行ったのですが、先の紳士が「朝食は食べるか」と聞いてきたので、もちろん食べますと答えました。いよいよ到着です。
プライベートルーム全景
プライベートルームは当たり前ですが閑散としています。ここにくるまでのファーストクラスラウンジもそんなに人はいないだろうと思っていましたが、割と人いました。
座席そのものは一人掛けの大きなソファーがポツポツ配置されています。ソファー自体はそれほどラグジュアリーな感じではないですね。見た目の印象としては「あれ?こんなもん?」って感じでした。
ダイニングエリアへ
そんなこんなで紳士に案内してもらい、ダイニングエリアへ。時間が早かったからか、利用時には誰もいませんでした。もしくは、この後のファーストクラスの食事を楽しむ為、皆さん控えていたのでしょうか。貧乏人の私はもちろんどっちも制覇します。
余談ですが、私が座った位置に、数日後にYouTuberのおのださん(http://www.kankeri02.com/)も座られていました。
注文はメニューから選択します。オムレツやエッグベネディクト等の朝食メニューの他、アラカルトも用意されていました。私はエッグベネディクトをチョイス。スイートクラス用にもお腹を残しておく必要があります。
料理が出てくる前にオレンジジュースとコーヒーがサーブされました。味はまぁ普通です。折角なのでTWGの紅茶にすればよかったかな。
エッグベネディクトはナイフを入れるとトロトロの黄身が出てきました。軽く食べる分にはこれくらいで十分ですね。
ソファーゾーンへ
朝食を終え、ソファー席へ移動。外を見たり、撮った写真の整理をしつつ時間をつぶしました。その後、無駄にシャワー室へ。動画は撮りましたが、写真を撮り忘れました。プライベートルーム内のメンズのシャワー室は3つ。各シャワー室はそこそこ広かったですが、シャワー室の個室内にはトイレがありませんでした。ひげそりとかのアメニティももちろん完備。すっきりしてまたソファー席へ。外の景色は日除けの影響であまりよく見せません。これはB787-10でしょうか。
最後に
このコロナ禍の中、誰得という感じですが、少しばかりの旅行気分を味わうことができればと思います。初めての本家シルバークリスラウンジがプライベートルームというのも邪道極まりない感じでしたね。ANAダイヤを達成できたので、ANA便でシンガポールに行ける日がくればまた利用することができるのですが。。。