ステータスマッチで付与される上級会員資格は3ヶ月のみですが、MQMを積み上げることで、期間を延長することが可能です。デルタの修行ってどうするの?という疑問にお答えしたいと思います。
デルタ上級会員の仕組み
デルタ上級会員へはJALやANAからのステータスマッチで達成可能です。詳しくは前回の記事をご参照ください。
アメリカ在住者を除き、デルタの上級会員到達の為には、JALのFLYONポイントやANAのプレミアムポイントのようなマイルとは異なるポイント、MQM(ポイント)もしくはMQS(登場回数)の積み上げが必要です。会員ランク毎の必要MQMは下図の通りです。
ゴールドまで到達すると、ラウンジの入室や優先搭乗ができるようになり、所謂上級会員と呼ばれるランクで、スカイチームエリートプラスの資格も付与され、スカイチーム搭乗時も上級会員として扱われます。
ゴールドの50,000MQMはJALやANAと同じ水準ですね。飛行マイル数がベースになる点は同じですが、大きく異なる点は以下です。
- 達成にデルタを含む必要なし(JALやANAは半分は自社でのポイント積み上げが必要)
- MQMはエコノミーでも積算率100%になる(どんなに短い距離でも最低1フライトで500MQM獲得)
積算率が100%からというのは強烈です。プレエコだと150%まで上がります。スカイチーム修行のすごいところは、これが提携航空会社にも適用される点です。航空会社毎の積算率は以下をご参照ください。東方航空ではビジネスで200%とかもあります。
https://ja.delta.com/apac/ja/skymiles/how-to-earn-miles/airline-partners
以上のことから、国際線を主体とする場合、50,000までの達成のしやすさはデルタに軍配です。加えて、比較的運賃の安い中国東方航空を使用できるので、修行費用も抑えられます。
ステータス維持修行
ステータスマッチでプラチナメダリオンの資格が付与されました。これを維持するためには、18,750MQM必要です。
選んだルートは中国東方航空での上海-シドニー/プレエコ路線です。修行らしく、金曜深夜出発、日曜夜には上海に戻るという有給利用無しプランです。機材は往路B787-9、復路A350-900と何れも最新鋭機材でした。
費用:102,342円 獲得MQM19,476(ベース9,738、ボーナス9,738) MQM5.25円
如何です?超激安じゃないですか?たった1往復で達成できました。しかも週末のみです。まぁ上海在住、ということもありますが。。。搭乗記は別途記事にしたいと思います。
最後に
ステータスマッチでゲットしたデルタプラチナメダリオンのステータスですが、コロナ禍を受け、2022年1月末まで延長されました。ゲットしたものの、実はデルタ航空には搭乗したことがないので、このコロナ禍が落ち着いたら、デルタでミネアポリスに行ってみたいですね。